『経絡治療とは?』

 経絡治療は、この病気にはこの経穴をというような病名治療とは異なり望・聞・問・切の四診法によって病の本質としての証を導きだし、その証に従って気を調整する治療法、即ち随証療法です。その治療理念は「脉診・証・補瀉」という言葉に集約されています。 

 東洋医学において病気とは、身体の隅々を巡っている経絡(生命エネルギーの流れるルート)のアンバランスから起こると考えます。

 このアンバランスを鍼や灸を用いて調整し、生命エネルギーを五臓六腑に行き渡らせるように治療するのが、経絡治療です。

 経絡治療では、それぞれの症状に対して直接治療を行うのではなく、生命力を強化することにより、様々な症状を消失・和らげることができます。

 東洋医学には、「未病を治す」という考えがあります。病気にならない、なりにくい身体を作るためにも、定期的な治療をお薦めします。

                                 

*特徴•メリット

  1. 病名にとらわれない治療が出来る
  2. 針を打つ本数が少ないため、身体への負担が少ない
  3. 基本的に針は体に深く刺さない、接触程度です
  4. 病への根本治療です