治療に使用するもの

「はり、きゅう その他(吸い玉等)」

鍼について

『当院で使用する鍼は,基本的に一回毎に使い捨て(ディスポーザブル)の物を使用しています』

  •  鍼は日本製の高品質なものを使用しております
  • EOガス、ガンマ線滅菌により一本ずつ無菌パッケージされています

【銀鍼】

 一寸一番鍼〜一寸三分二番鍼 ※長さ及び太さを表しています

最も基本となる鍼です

金に次ぐ柔らかさで補寫では補法に用います

太さは髪の毛の 分の一程、針先は松葉型という独自の形状をしており

注射針や採血針のような切開目的の鋭利な形状はしていません

実際にはこの鍼は皮膚内には挿入しません、皮膚面に接触、軽く押し付ける程度です

ステンレス製 一寸二番〜一寸六分二番鍼

やや硬質な鍼です、一般的な鍼治療では主流となっていますが

当院では主に接触や押し付ける程度の使用です

材質的に硬く瀉の性質をもつため補寫では瀉法に使用します

てい鍼(小里式てい鍼)

肌の上を接触するだけの鍼です、敏感な方や初めての方に

使う事が多いです(小児にも使用)両端がそれぞれ球状、円錐状になっており

目的、作用が違います

 

圓鍼(えんしん)

背部、手足の広い範囲を鍼の重みを利用し さする様に使います

気血の流れを良くしま


小児鍼(しょうにしん)

0歳児(一ヶ月より)から小学生低学年位までの子供への鍼です

通常の毫鍼(ニードル)とは使用法が全く違います

刺さずに皮膚へ軽く接触したり、摩擦する様に使います

子供は気の流れが大人に比べ速く、症状の変化も早い為五分ほどの治療でも十分な効果が得られます

米山式小児鍼 イチョウ形で広い方で摩擦、細い方でポンポンと

接触を行います


セイリン 小児皮膚鍼  

これ一つで摩擦、接触を強弱2通りづつ使い分けが出来ます

プラスティック製なので金属アレルギーのお子様にも安心です

円皮鍼

肌の上に貼付けて使用する鍼です、小さく極めて弱い刺激ですが

長時間貼付でき、それにより効果は長い鍼とほぼ同じです

当院では主にセイリンpionexとセイリン皮内鍼を使用しています


 もぐさ各種

用途によって色々なものを使い分けています

チリもぐさ(知熱灸用上級品)

上記のモグサを米粒大、半米粒大に成形して使います

隔物灸(直接肌の上にモグサを置かず、間に筒などを介します)

この様に、筒の上にモグサを押し出し肌に貼付けた上で使用

燃焼中のアタリは柔らかです

[赤外線治療器]

患部に照射します、皮膚組織の奥まで熱が浸透し組織の再生や疼痛の緩和、血行の改善を促します

 

クッション類 他

マクラ、クッションは医療用の消毒可能なものを使用しています